ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにあるアトラクションの『スペース・ファンタジー・ザ・ライド(スペースファンタジー)』。
意外と乗ったことがないという人も多いアトラクションのひとつだと思います。
なぜ乗ったことがない人が多いのかという理由も含めて、今回はスペースファンタジーがどういうアトラクションなのかについて紹介していきます。
スペース・ファンタジー・ザ・ライドはジェットコースター
スペースファンタジーは『ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド』や『ザ・フライング・ダイナソー』などと同様に急上昇・急降下・急旋回などを伴うジェットコースタータイプのアトラクションです。
ソーラーシャトルと呼ばれるライドに2名×2列が背中合わせに乗車します。
このソーラーシャトルが2基繋がっており、最大8名の乗車です。
特徴は横回転
スペースファンタジー最大の特徴はライド自体が360度横回転する構造になっており、急上昇や急降下中にコーヒーカップのような横回転を行うことです。
しかもこの横回転は毎回異なった回転をするため、乗車するたびに毎回異なるジェットコースターに乗っているかのような体験をすることが可能です。
乗り物酔いしやすいという人も
ジェットコースターに加えて横回転が加わることで、乗り物酔いしやすいという人もいます。
乗車時間は約5分程度ですが、他のジェットコースターと異なりコース途中でゆっくりと進みストーリーが展開していく場面が何度かあります。
横回転と緩急の繰り返しで酔ってしまう人もいるようです。
別グループと何度も顔を合わせることになる
ライドの形状が2名×2列が背中合わせに座り2基連結していることから、1基目の後列に乗車したゲストと2基目の前列に乗車したゲストは最初の上昇中はずっと向かい合わせです。
またアトラクション終点から降車までのゆっくりと進む間も同様で、嬉し恥ずかしお見合い状態が続きます。
乗車中も360度横回転するので何度も他のゲストと向かい合わせになりますが、乗車中は暗い場所が多く回転しているのですれ違い程度なのでそこまで気にならないでしょう。
スペース・ファンタジー・ザ・ライドの身長制限
スペースファンタジーは付き添いありで102cm以上、122cm以上で付き添い無しで利用することが可能です。
こちらの身長制限は『ミニオン・ハチャメチャ・ライド』や『アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 4K3D』と同条件です。
他のアトラクションの身長制限一覧は下記からご確認ください。
アトラクション詳細
アトラクション名 | スペース・ファンタジー・ザ・ライド |
エリア | ハリウッド・エリア |
アトラクションタイプ | ライド |
身長制限 | あり。122cm以上、付き添いあり102cm以上 |
エクスプレスパス利用 | 〇 |
荷物の持ち込み不可
スペースファンタジーは荷物の持ち込みが不可のアトラクションです。
アトラクション入り口前に専用のコインロッカーがありますので、手荷物はすべて預けましょう。
コインロッカーは100円が必要ですが、利用後返却式なので実質無料です。
スペース・ファンタジー・ザ・ライドは2010年に誕生
スペースファンタジーは2010年に誕生したアトラクションです。
スペースファンタジー以前はE.Tがテーマのアトラクション『E.T.アドベンチャー』がありました。
スペース・ファンタジー・ザ・ライドのストーリー
スペースファンタジーのストーリーを一言で表すと「宇宙船に乗って太陽を救う冒険」です。
ジェットコースタータイプのアトラクションには珍しくストーリーがあり、乗車中もストーリーが展開していきます。
まずアトラクション乗車にジーボットという名前の通信衛星から、ゲスト宛に緊急メッセージが届いていることを知らされます。
メッセージを送ってきたのはソーラープリンセスのコスミア。
ちなみにジーボットの声優はアンパンマンのチーズ役などで有名な山寺宏一さん、コスミアの声優はエヴァンゲリオンのマリ役などこちらも有名な坂本真綾さんと声優さんも豪華です。
次の部屋へ進むとコスミアからのメッセージで太陽の力が弱まっていることが伝えられ、人間のエネルギーで太陽を救ってほしいという依頼をしてきます。
コスミアからの依頼を受けたゲストはサンフェアリーという小さな妖精たちに案内され、『ソーラーシャトル』と呼ばれるライドへと向かいます。
アトラクション乗車中もコスミアからの通信で物語が展開していき、最後にはゲスト自身による操作で太陽を救うことになります。
スペース・ファンタジー・ザ・ライドは日本だけ?
スペースファンタジーはUSJオリジナルで作られたアトラクションのため、世界のユニバーサル・スタジオには無く日本のみのアトラクションになっています。
休止期間が多いわけ
スペースファンタジーは、USJの中でも休止期間が長いアトラクションになっており乗車したことがないという人も多いのではないでしょうか。
その理由としてはコラボアトラクションになったり、ハロウィンの時期には通常とは異なるバージョンでの運営が行われたりするからです。
コラボアトラクションになる場合には『XRライド』として専用のVRゴーグルを装着して走ります。
XRライドの時には回転しないように座席が固定されるので通常のスペースファンタジーとは異なる動きを体験することが可能です。
過去のXRライドは以下の通り。
- きゃりーぱみゅぱみゅ
- エヴァンゲリオン
- ファイナルファンタジー
- ルパン三世
- 進撃の巨人
- STAND BY ME STAND BY ME ドラえもん2
数々の人気コンテンツとのコラボが実施されていますね。
今後もビッグコンテンツとのコラボが噂されており、実現すればスペースファンタジーはまた長期休業になってしまいます。
まとめ
スペース・ファンタジー・ザ・ライドの通常バージョンは、期間限定アトラクションではないもののレアなアトラクションです。
そのため通常期間中に何度も繰り返し乗るゲストもいるほどです。
ストーリー性や横回転など普通のジェットコースターとは一味違うスペース・ファンタジー・ザ・ライド。
乗車する機会があればぜひ乗ってみることをおすすめします。
それではパークで楽しい時間をお過ごしください!