ユニバーサルスタジオジャパンなど大型のテーマパークに遊びに行くときには、ホテルを利用して泊りがけで行くことも多いですよね。
「ちょっと疲れたからホテルに戻って休憩したい」なんて思うこともしばしば。
でもちょっと待ってください。
USJのチケットってそもそも再入場できるの?
何も知らずにパークから出てしまってまたスタジオパスを買うハメになったらさぁ大変。
そんなことにならないように、USJの再入場のルールについて紹介します。
いきなり結論:USJは再入場不可 ※一部のパスを除く
USJではワンデイスタジオ・パスなどほとんどのスタジオパスでは再入場することができません。
公式サイトにも明記されていますので、USJに入る前に忘れ物が無いかしっかりチェックしてから入場しましょう。
年間パス以外の入場券では、再入場はできません。
※駐車場、ピクニックエリア、ケンネルなどをご利用の方は、あらかじめご注意ください
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式HP
年間スタジオパスなら再入場可能
ほとんどのスタジオパスが再入場不可ですが、一部例外で再入場可能なスタジオパスがあります。
それがユニバーサル年間パスです。
その名の通り、年間でUSJに入場することができるスタジオ・パスで除外日の日数によって3種類(クレジット機能有無により以下の合計6種類)があります。
これらの年間パスであれば種類に限らず再入場可能になっています。
入場制限中は年間パスでも再入場できない場合あり
年間パスでの再入場時に入場制限がかかっていると入場までに時間がかかったり、年間パスでの入場自体が停止になる場合もあります。
また利用除外日には入場ができません。
USJで再入場ができない理由とは
USJで再入場ができない理由は「ゲストに非日常を味わってもらうため」となっています。
こちらの内容はUSJのエントランス付近でも定期的にアナウンスされていますので、気になる方は一度現地で内容を聞いてみてください。
上記はあくまでも公表されている理由です。
公表していない部分として、再入場できないようにして長時間USJ内に滞在してもらうことで飲食なども利用してもらうという狙いがあると考えられます。
再入場したい時の裏技
再入場不可のスタジオパスで入場して再入場したくなった場合には、パーク内で年間パスにグレードアップするという方法があります。
スタジオパスから年間パスへのグレードアップは差額が必要になります。
もし再入場のためにスタジオパスをもう一度購入すると最も安い日でも8,200円×2=16,400円です。
一方でスタジオパスライトの価格は19,800円で当日から一年間有効になります。
今後も利用したいと考えるのであればグレードアップしてしまっても損ではない気がしてきますよね。
※スタジオパスの種類によってはアップグレードができないものがあります。
※運営状況によりパーク内でのアップグレードの受付を停止している場合があります。
再入場ができないUSJで入場前に注意しておきたいこと
基本的にUSJでは再入場ができないため、入場前には以下の点をしっかりと確認しておくとよいでしょう。
忘れ物をしない
まずは何といっても忘れ物をしないことです。
「カメラの部品をホテルに置き忘れてしまった!」
「カチューシャを家に置いてきてしまった!」
ということが無いように入場前にしっかりとチェックしておきましょう。
ホテル宿泊者であっても通常のスタジオ・パスで入場している場合には再入場ができません。
パーク外のコインロッカーに預けたものは途中引き取りできない
スーツケースや大型の荷物はUSJの中に持ち込むことはできません。
そのためパーク外にあるコインロッカーに荷物を預ける人もいますが、こちらのロッカーに途中で物を取りに戻ることもできません。
ロッカーの中にうっかり財布や雨具などパークで使うものを入れてしまうことが無いように気を付けましょう。
パーク内ではキャッシュレス決済が可能ですが一部施設は現金のみしか使えない施設もまだあります。
ピクニックエリアの利用も再入場不可
パークで購入した飲食物や、ロッカーに保管していた飲食物を外で食べたい場合にはピクニックエリアが便利です。
しかし、ピクニックエリアもパーク外施設のため利用すると再入場ができません。
パーク外のレストラン利用もできない
パーク内に比べてパーク外のユニバーサルシティウォークのレストランの方が料金は比較的安いです。
そのため途中退場してユニバーサルシティウォークでランチ。
そんなプランを立てたくなってしまいますが、その場合でも再入場できないので注意してください。
再入場できるケースもあるよう。しかし基本不可と認識を
一部SNSなどでは個別に相談することで再入場ができたという投稿も見受けられますが、公式サイトで掲載されている以上は不可だと思っておきましょう。
しかしどうしてもの場合、例えばパーク内では手に入れるのが難しい持病の薬を忘れてしまった、などは一度個別に相談してみても良いかと思います。
ただ、まずは忘れ物をしないように準備をしっかりと行うのがパークを楽しむコツです。
折角のパークの楽しい時間も外に出てしまっては現実に戻ってしまいますからね。
疲れて休憩したい時はどうする?
疲れたらホテルに戻って休憩したかったのに、どうしよう。
そんな時のためにパーク内で休憩できるスポットも紹介しておきます。
パーク内の屋外ベンチを利用
こちらが一番ベターな方法になります。
パーク内には自由に座って、ワゴンで買った商品を食べたり休憩できるベンチがいくつも用意されています。
現在はマスクフリーゾーンというマスクを外して休憩できる無料区画も設けられていますので、マスクが苦しいと感じた時などは利用すると良いでしょう。
開催時間の長い屋内ショーなどを鑑賞
歩き疲れた時には屋内ショーを鑑賞するのもおすすめです。
多くの屋内ショーは座った状態での鑑賞になっており、特にUSJのショーは本格的なものが多いので時間も長めです。
※ウォークスルー型のバックドラフトを除く
盛り上がる内容のショーが多いのでゆっくり休むというより、ショーを楽しみながら歩き疲れを癒す感覚です。
また屋内ショーは室温も調整されているので、快適な環境でショー鑑賞を楽しめます。
ウォーターワールドは屋外ショーのため夏暑く冬寒いですが、客席には屋根があるので一部前列を除き日陰で鑑賞可能です。
※ウォーターワールドは立ち見席もあり
ラウンジを利用(利用条件あり)
快適な室内で休憩する方法はUSJ内に複数存在するラウンジを利用する方法です。
ラウンジにはVIPラウンジとスポンサーラウンジがあり、VIPラウンジは特別な時のみ利用できるためメインはスポンサーラウンジの利用になります。
スポンサーラウンジとはUSJと提携しているスポンサー企業用のラウンジです。
こちらのスポンサーラウンジは複数あり、ツアーに申し込んだりスポンサー企業のクレジットカード特典として利用することができます。
一部ラウンジはスポンサー企業とのコネクションが無いと利用することができない場所もあります。
下記に一般の人でも条件によっては利用できるラウンジと条件を一覧にしておきます。
- エースJTBラウンジ・・・JTBのツアーにラウンジ利用ができる特典付きプランあり
- JALラウンジ・・・JMBダイヤモンド・JGCプレミア会員限定
- JCBラウンジ・・・JCBカード(プラチナ以上)のクレジットカード特典
- 三井住友ラウンジ・・・三井住友カード(プラチナ以上)のクレジットカード特典
- ダイワハウスラウンジ・・・ダイワハウスの会員サービスでの抽選
- 日本生命ラウンジ・・・日本生命の保険加入者の一部
ラウンジで休憩可能な時間はラウンジごとに異なり20~40分程度利用できることが多いです。
また一部ラウンジでは休憩だけでなくアトラクションの優先案内がついてくるものもあります。
一番利用しやすいのはエースJTBラウンジとなっていて、JTBのUSJツアーの中から特典としてエースJTBラウンジの利用可能なプランで予約することで利用できます。
いずれにしても、ラウンジ利用にはツアー予約や対象となるクレジットカードの申し込みなど事前準備が必要です。
ラウンジがどのような雰囲気かはフライングダイナソー内にあるJCBラウンジを体験した記事で紹介していますので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。
まとめ:USJの再入場は不可。ただし年間パスを除く。
オフィシャルホテルなどUSJ提携ホテルを利用している場合でも年間パス以外のスタジオパスは再入場不可になっています。
入場の際にはくれぐれも忘れ物が無いようにチェックしてからパークへ向かうようにしたいものですね。
それでは、パークで思いっきり楽しい時間を過ごしてくださいね!