おのへいです。
普段あまり読書をしない私ですが、ここ数年はまっている著者がいます。
それがカズオ・イシグロさんです。
今回はまずは読んでほしい、カズオ・イシグロさんの3冊を紹介します。
ブッカー賞受賞作『日の名残り』
日の名残りは私が最初に読んだカズオ・イシグロさんの作品です。
ダーリントンホールで執事を務めるスティーブンスが、過去を回想しながらイギリスを旅する物語です。
スティーブンスを中心に物語が進んでいき、スティーブンスの心情の変化などを感じることができる作品になっており、映画化もされた作品です。
『私を離さないで』
こちらも、映画化そして原作として舞台・TVドラマ化もされた作品です。
イギリスで介護人として暮らすキャシーがヘールシャムという施設で暮らした過去を回想する物語となっています。
介護人とは、ヘールシャムとは、そしてそこで共に暮らした人々はどうなっていくのか、読み進めるほどに止まらなくなる物語の面白さと登場人物の感情を感じることができ、読み終わった後には切なさのような感情を感じることができる作品です。
『忘れられた巨人』
忘れられた巨人は、イングランドに住むブリトン人老夫婦のアクセルとベアトリスが現在住んでいる村で住みづらくなり、息子を訪ねて旅をするところから始まる物語です。
旅をする中でサクソン人の騎士など様々な人に出会い、出会った人の視点に物語が切り替わるなどしながら物語が進行していきます。
その中で明かされていく老夫婦の旅の真実とは。
最後に
こんな時期だからこそ、読書に没頭してその世界に触れ旅行した気分になってみてはいかがでしょうか??